キャリアアップ助成金制度とは
キャリアアップ助成金とは、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者と言った、いわゆる非正規雇用の労働者の企業内でのキャリアアッ
プなどを促進するため、正規雇用への転換、人材育成、処遇改善などの取組を実施した事業主に対して助成する制度です。労働者の意欲、能力
を向上させ、事業の生産性を高め、優秀な人材を確保しようとする企業のために活用されます。
１．キャリアアップ助成金の種類
２．有期実習型訓練（人材育成コース）
● 有期実習型訓練とは
有期契約労働者等の職業能力開発を通じたキャリアアップを目的とした、OFF-JTとOJTを組み合わせた３〜６か月の職業訓練です。
正社員経験が少ない非正規雇用の労働者を対象に、正規雇用への転換を目指すもので、管轄労働局長が訓練基準に適合する旨の確認を
行った職業訓練です。
※OFF-JTとは、生産ラインまたは就労の場における通常の生産活動と区別して業務の遂行の過程外で行われる、事業内または事業外の
職業訓練のことです。
OJTとは、適格な指導者の指導の下、事業主が行う業務の遂行の過程内における実務を通じた、実践的な技能およびこれに関する知識の
習得に係る職業訓練のことです。
● 有期実習型訓練の助成の対象者
・助成の対象となる労働者は、次の何れかに該当する労働者です。
�〕�期実習型訓練を実施する事業主に従来から雇用されている有期契約労働者等、または新たに雇い入れられた有期契約労働者等で、
一定の要件に該当する労働者。
�⊂匆靈縦蠻標�による派遣労働者として有期実習型訓練を実施する派遣元事業主に雇用され、派遣先事業主の指揮命令の下に労働する
労働者で、一定の要件に該当する労働者。
・助成の対象となる事業主は、次の何れかに該当する事業主です。
�仝柩僂垢詬�期契約労働者等に職業訓練を実施する事業主で、一定の要件に該当する事業主。
�⊂匆靈縦蠻標�（派遣法第２条第６号）による派遣労働者に職業訓練を実施する事業主で、一定の要件に該当する事業主。
※労働者及び事業主の対象要件は、参考資料�⊆磴靴�は管轄の労働局又はハローワークまでお問い合わせください。
● 有期実習型訓練の受給要件
�．�ャリアアップ管理者の配置とキャリアアップ計画の認定（管轄の労働局長の認定を受けること ）。
�⊃Χ鳩盈�計画の認定（管轄の労働局長の認定を受けること ）。
�７盈�の実施（OFF-JTとOJTを組み合わせた３〜６か月の職業訓練）。
※その他、雇用関係助成金共通の要件など幾つかの受給要件がありますので、管轄の労働局又はハローワークまでお問い合わせ下さい。
● 有期実習型訓練の助成の内容（受給額）
※特記事項
１．上表中の（）内は大企業の額です。
２．上表中の赤字部分は、平成26年３月1日から平成28年３月31日までの間、支給額を増額または要件を緩和しています。
３．１年度１事業所当たりの支給限度額は500万円です。
４．企業規模は訓練計画届提出時の内容で決定します。訓練計画届提出後に企業規模が変更になった場合でも助成額の変更は行いません。
５．受講者が訓練時間（有期実習型訓練の場合はOJTとOff-JTそれぞれの訓練時間）の８割以上を受講していない場合は支給されません。
６．支給対象となる経費は、支給申請日までに事業主の支払いを終えている経費に限り、消費税相当分を含みます。
７．通信講座やe-ラーニングなどは、対面方式が確保されず、受講者の理解度を把握した上での訓練進行が困難になるため認められません。
※労働者及び事業主の対象要件の詳細は、参考資料�⊆磴靴�は管轄の労働局又はハローワークまでお問い合わせください。
３．有期実習型訓練の実施と助成金受給までの流れ
４．参考資料
�仝�生労働省ホームページ：
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html
��同上キャリアアップ助成金パンフレット：
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000043425.pdf
�Ｆ云絅献腑屐Ε�ードを活用した職業訓練「有期実習型訓練」のご案内：
http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/job_card01/pdf/koyoukunren_140410_01.pdf
キャリアアップ助成金とは、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者と言った、いわゆる非正規雇用の労働者の企業内でのキャリアアッ
プなどを促進するため、正規雇用への転換、人材育成、処遇改善などの取組を実施した事業主に対して助成する制度です。労働者の意欲、能力
を向上させ、事業の生産性を高め、優秀な人材を確保しようとする企業のために活用されます。
１．キャリアアップ助成金の種類
| コース | 概 要 | ||
| 正規雇用等転換 | 有期契約労働者等の正規雇用等への転換等を助成 | ||
| 人材育成 | 有期契約労働者等に対する職業訓練を助成 | ||
| 処遇改善 | 有期契約労働者等の賃金テーブルの改善を助成 | ||
| 健康管理 | 有期契約労働者等に対する健康診断制度の導入を助成 | ||
| 短時間正社員 | 労働者の短時間正社員への転換や新規雇入れを助成 | ||
| 短時間労働者の週所定労働時間延長 | 短時間労働者の週所定労働時間を社会保険加入ができるよう延長することを助成 | ||
２．有期実習型訓練（人材育成コース）
● 有期実習型訓練とは
有期契約労働者等の職業能力開発を通じたキャリアアップを目的とした、OFF-JTとOJTを組み合わせた３〜６か月の職業訓練です。
正社員経験が少ない非正規雇用の労働者を対象に、正規雇用への転換を目指すもので、管轄労働局長が訓練基準に適合する旨の確認を
行った職業訓練です。
※OFF-JTとは、生産ラインまたは就労の場における通常の生産活動と区別して業務の遂行の過程外で行われる、事業内または事業外の
職業訓練のことです。
OJTとは、適格な指導者の指導の下、事業主が行う業務の遂行の過程内における実務を通じた、実践的な技能およびこれに関する知識の
習得に係る職業訓練のことです。
● 有期実習型訓練の助成の対象者
・助成の対象となる労働者は、次の何れかに該当する労働者です。
�〕�期実習型訓練を実施する事業主に従来から雇用されている有期契約労働者等、または新たに雇い入れられた有期契約労働者等で、
一定の要件に該当する労働者。
�⊂匆靈縦蠻標�による派遣労働者として有期実習型訓練を実施する派遣元事業主に雇用され、派遣先事業主の指揮命令の下に労働する
労働者で、一定の要件に該当する労働者。
・助成の対象となる事業主は、次の何れかに該当する事業主です。
�仝柩僂垢詬�期契約労働者等に職業訓練を実施する事業主で、一定の要件に該当する事業主。
�⊂匆靈縦蠻標�（派遣法第２条第６号）による派遣労働者に職業訓練を実施する事業主で、一定の要件に該当する事業主。
※労働者及び事業主の対象要件は、参考資料�⊆磴靴�は管轄の労働局又はハローワークまでお問い合わせください。
● 有期実習型訓練の受給要件
�．�ャリアアップ管理者の配置とキャリアアップ計画の認定（管轄の労働局長の認定を受けること ）。
�⊃Χ鳩盈�計画の認定（管轄の労働局長の認定を受けること ）。
�７盈�の実施（OFF-JTとOJTを組み合わせた３〜６か月の職業訓練）。
※その他、雇用関係助成金共通の要件など幾つかの受給要件がありますので、管轄の労働局又はハローワークまでお問い合わせ下さい。
● 有期実習型訓練の助成の内容（受給額）
| 区 分 | 支給内容 | 支給額 | 備 考 | |
| OFF-JT分 | 賃金助成 | １人１時間当たり800円（500円） | １人当たりの助成時間数は1,200時間を限度。 | |
| 経費助成 | １人当たりOff-JTの訓練時間数に応じた額。 訓練時間数が、 100時間未満10万円（7万円） 100時間以上200時間未満20万円（15万円） 200時間以上30万円（20万円） 但し、実費が上記を下回る場合は実費を限度。 |
・事業主が企画し主催する際の経費対象 �ヽ杏�講師（社外の者に限る）の謝金・手当 �∋楡漾�設備の借上料 �３慍碧瑤麓袖擦侶盈�に必要な教科書等の購入又は作成費 ・事業主以外の者が企画し主催する際の経費対象 �ー�講に際して必要となる入学料、受講料、教科書代など |
||
| OJT分 | 実施助成 | １人１時間当たり700円（700円） | １人当たりの助成時間数は680時間を限度 | |
１．上表中の（）内は大企業の額です。
２．上表中の赤字部分は、平成26年３月1日から平成28年３月31日までの間、支給額を増額または要件を緩和しています。
３．１年度１事業所当たりの支給限度額は500万円です。
４．企業規模は訓練計画届提出時の内容で決定します。訓練計画届提出後に企業規模が変更になった場合でも助成額の変更は行いません。
５．受講者が訓練時間（有期実習型訓練の場合はOJTとOff-JTそれぞれの訓練時間）の８割以上を受講していない場合は支給されません。
６．支給対象となる経費は、支給申請日までに事業主の支払いを終えている経費に限り、消費税相当分を含みます。
７．通信講座やe-ラーニングなどは、対面方式が確保されず、受講者の理解度を把握した上での訓練進行が困難になるため認められません。
※労働者及び事業主の対象要件の詳細は、参考資料�⊆磴靴�は管轄の労働局又はハローワークまでお問い合わせください。
３．有期実習型訓練の実施と助成金受給までの流れ
４．参考資料
�仝�生労働省ホームページ：
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html
��同上キャリアアップ助成金パンフレット：
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000043425.pdf
�Ｆ云絅献腑屐Ε�ードを活用した職業訓練「有期実習型訓練」のご案内：
http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/job_card01/pdf/koyoukunren_140410_01.pdf